埋没法で二重整形したのに、薄くなった!?
埋没法はダウンタイムも短く、手軽に受けていただきたいプチ整形である反面、仮止めのような手術であるため、仮止めの効果がいつかなくなり元の目に戻ってしまう施術です。埋没法で二重にした目が元の目に戻ることは、「二重が取れた」と表現されがちです。
つまり「二重が取れた」=「二重の線がなくなった」ということです。
二重が「取れた」という表現でよく勘違いされがちな2つのポイントを詳しく解説します!
埋没法の二重が「取れた」とはどういうこと?
埋没法はまぶたの裏と表を糸で縫うことで目を開けた際に二重の折り込みができるという原理です。このまぶたの裏と表をつなぐ糸が十分つないでくれなくなると二重が折り込まれなくなり、元の目に戻ります。
まばたきを繰り返しているうちに徐々に糸がまぶたの中に縮こまっていってしまい、まぶたの表と裏のつなぎがなくなってしまいます。

埋没法が取れたら二重の幅はどうなる?
まぶたの表と裏のつなぎが徐々に弱くなることで、二重は最初くっきりしていたものが徐々に薄くなって、最終的に消えて元の目に戻ります。
二重はある日に突然なくなるわけでもなく、効果がなくなった糸が突然ある日にまぶたからポロッと落ちて取れるわけでもありません。
意味のなくなった糸はまぶたの奥の方に残った状態になります。
残った糸はどうしたらいい?
数回分の糸であれば目の負担にはほぼならないため、基本的には二重が取れてもそのままで問題になることはありません。
埋没法をできるだけ長持ちさせる二重整形の方法は?
(出典:写真AC)
これは耐久性の良い質の良い糸なのかであったり、手術方法自体が持続性の高いものなのかで大きく左右されます。また、まぶたの厚みであったり、目をこする癖であったり、二重が取れやすくなる条件は様々ですが、まずはそれらの要因を気にしなくて良いぐらい耐久性の良い手術を選ぶことが一番大事になります。(二重が取れやすくなる要因は別記事へ)
二重が取れているかどうか自分で判断する方法は?
よくある質問として、二重が取れた気がするのですがわかりますか?と聞かれますが、「二重が取れた」=「二重の線がなくなった」=「元の目に戻った」ということなので、その点で自己判断することが可能です。

二重のラインが変わった場合は?
同じように「二重が薄くなった」というのは、客観的に見て、「二重の線がぼやけている」「二重が安定せず、いままでと違う他のラインが出るようになった」という言い方がわかりやすいかと思います。「二重が狭くなった」というパターンもありますが、こちらはまた改めて記事を書きます。
埋没法をやった直後に取れた場合は注意!
まれに、数週間で二重が取れたなどの話を聞くことがありますが、これは糸の縛り加減がゆる過ぎて、腫れなどがなくなったと同時に緩すぎる糸がまぶたの表と裏を十分繋いでくれないため、二重の折り込みができないことが原因となります。
こうしたケースでは糸の縛り加減が緩いため、ほぼ腫れませんが、そんなに簡単に二重が取れてしまったら意味がないので、この点も注意しながらドクターを選ぶことが大事です。

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二重が取れてしまったら、上書き保存するように再度手術するというイメージだと思っていただくと良いです。当ブログの記事を参考に、二重整形について調べて不安を取り除いてみてくださいね。
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