まぶたが厚いと埋没法は取れやすい?
以前、こちらの記事でまぶたが厚いと埋没法二重が取れやすくなると書きましたが、実はそのようなまぶたが厚い方でも取れにくくする方法があります。

以下の写真の方々は埋没法に追加してその「ちょい足し施述」を同時に行うことで、より取れにくいまぶたになられています。
「ちょい足し施術」の症例はこちら
(出典:あかけん先生インスタグラムより)
埋没法の二重がとれにくくなる方法は「まぶたの脂肪取り」
その施述方法は「まぶたの脂肪取り」と言われています。別名マイクロリポサクション、他院だと通称マイクロカット、ちまたではまぶたの脂肪吸引と言われたりしています。

今回はこの「まぶたの脂肪取り」について徹底解説!!
まず、まぶたが厚い原因は3つあります。
・皮膚・筋肉(眼輪筋)・脂肪(隔膜前脂肪(ROOF)、眼窩脂肪)
出典:失敗しない二重埋没法
よくお客様にはまぶたの上に乗った「お肉」を取ってほしいというと表現をされがちですが、人の体には厳密に言うと「お肉」というものはありません。「皮膚」か「筋肉」か「脂肪」のいずれかがまぶたの厚みの原因となります。
これらを何らかの方法で薄くすることができれば、まぶたが薄くなり、より埋没法が取れにくいまぶたとなります。
まぶたを薄くするには「脂肪」を取るのが簡単!
皮膚の厚みは生まれつき持った厚みのため減らすことは難しいです。例えば手のひらの皮が厚い人と薄い人がいるのと同じようなイメージです。皮膚のたるみや伸びてしまった皮膚などでの厚みがある場合は伸びて余ってしまった皮膚そのものを切除する必要があります。
まぶたの筋肉と隔膜前脂肪は全切開などやや広めな切開を加えないと取れない箇所になります。

このように、まれに彫りが深い人がまぶたの厚みが気になると言われて来院されますが、この場合は「彫りが深い」=「骨が出ている」ことが原因なのでこれは骨を削るしかありません。

目の開きが弱い眼瞼下垂がある場合も、まぶたが厚ぼったく見えますが、これは実際まぶたが厚いことと、別の話になるため改めて解説します。

その中でも、まぶたのやや奥にある「眼窩脂肪」は二重の線上にたった3mm前後の穴から簡単に取り出せる脂肪であり、まぶたの厚みの一部を減らすことができます。傷も非常に小さい施述なため、埋没法と同時に行えます。
通常の埋没法(経皮的埋没法)(リンクを貼る)も実際、約1-2mmまぶたの表面に傷を作っているため、まぶたの脂肪取りの傷の約3mmと比べて大きな差ではなく、埋没法と同時に受ける方がほとんどです。
この施述方法をまぶたの脂肪取り(マイクロリポサクション、他院だと通称マイクロカット、ちまたではまぶたの脂肪吸引)と言います。
まぶたの脂肪があるかどうかのセルフチェック方法
では、自分のまぶたの脂肪が厚いかどうかはどうやってチェックすれば良いのでしょうか?
- アイプチの癖が特に外側で残りにくい
- アイプチで作る二重のくい込みが浅い
- 朝起きたら目がむくみやすい
これらに当てはまる場合は、脂肪がある可能性があります。

まぶたの脂肪を取ることのメリット
・まぶたの外側の腫れぼったさを改善(眼窩脂肪によるもの)
・埋没法の持続力アップ
・まぶたがむくみにくくなる
まぶたの厚みがあること自体が二重が取れやすくなる原因の1つなため、まぶたの脂肪の眼窩脂肪を取ることで二重の持続力が上がります。
また、まぶたがむくむ原因の1つとしてこの眼窩脂肪があります。そのため、眼窩脂肪が減ることでまぶたはむくみにくくなります。
眼窩脂肪が厚い方が脂肪を取らないとどうなる?
・二重の外側のラインが潰れて狭くなってしまったり
・途中で途切れたような二重になってしまったり
二重のラインが綺麗にならない原因になってしまうことがあります。
また基本的には二重の手術の後から取ろうとすると、埋没法の二重の糸が切れてしまうことが多いため、可能ならば同時に行うことがオススメで、後から行う場合は二重が取れてしまった時などいつになるかわかりません。

埋没法とまぶたの脂肪取りをするデメリット
・埋没法だけを受けるよりも内出血のリスクがやや高くなる(腫れはあまり強くならない)
・1週間お化粧ができない(3mm前後の傷があるため)
内出血は必ず起こるわけではなく、そもそも内出血が起きない場合も多いです。


まぶたの脂肪取りをすると腫れる?

まぶたの脂肪取りをすると、腫れが強くなることを心配される方が、多いです。しかし、実はあまり腫れない施述であることと、逆に朝のむくみの原因の1つとなる脂肪のため、取った方が腫れが少ない場合もあります。

まぶたの脂肪が厚くて埋没できない人も安心♪
まぶたが厚いことが原因で埋没法を断られたりするケースも世の中に散見されますが、まぶたが厚い方でも、「持続力の高い埋没法」+「まぶたの脂肪取り」をすることでより取れにくい二重を作ることも可能です。
まとめ
- まぶたの脂肪の眼窩脂肪を取ることで二重の持続力が上がり、むくみにくくなる
- まぶたの脂肪とりは埋没法と同時に行うことがオススメ
まぶたの脂肪とりと埋没法での二重整形の関係についてご紹介しました。「ちょい足し施術」をするかしないかも含め、当ブログの記事も参考にして、納得いく方法を選んでくださいね。
あかけん先生のYouTube解説中!