二重整形埋没法のダウンタイム、その原因を徹底解説!
二重整形をしたいと思っても、ダウンタイムがどんなものなのか気になってなかなか踏み切れないと思ったことはありませんか?
埋没法のダウンタイムといえば代表的なものは「腫れ」と「内出血」です。原因をしっかり理解し、二重整形への不安を少しでも軽減できれば幸いです!
「ダウンタイム」の意味についてはこちらで詳しく解説中
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埋没法でダウンタイムが発生する原因について
埋没法でダウンタイムが発生する原因は、大きく3つあります。
- 埋没法でも傷が「ある」のか「ない」のか
- 糸の縛り加減
- 手術中の力の入り加減
原因①埋没法でも傷が「ある」のか「ない」のか
通常の埋没法は、糸を通すためにまぶたの表面に1-2mm程度の針穴を開けます。実はよく思われがちな、「埋没法=傷がない」ではないんです。
傷があれば、人間の体はそれを治そうとする炎症反応を起こすので、その分腫れが出やすくなりますし、傷があるとその箇所から血が出やすくなるため内出血の原因となります。
このように針穴を開けて行うタイプの埋没法を専門用語では「経皮的埋没法」と言います。
針穴を開けない埋没法はないの?
それに対して、僕が所属する湘南美容クリニックでは、まぶたの表面に一切傷をつけずにできる特殊な埋没法があります。専門用語では「経結膜的埋没法」と言います。手術方法としては、クイックコスメティーク法とクイックコスメティーク・ダブルという2つの施述があります(こちらに関してはまた後日解説)。
傷がない分、炎症反応も少ないため、腫れや内出血のリスクがかなり低くなり、回復も早まります。
原因②糸の縛り加減
糸の縛り加減だけでも腫れは大きく変わります。ただ、実はこれは埋没法の「持続力」と相反する関係にあります。


糸を緩く結べば結ぶほど、二重は腫れにくくなります。ただし、その分二重はかなり取れやすくなります。わかりやすい例は「靴紐」です。(厳密には違うのですが、わかりやすく理解してもらうために)
緩く結んだ靴紐を想像してみてください。
数歩歩いたらすぐほどけてしまいますよね?二重の手術も緩く結ぶほど二重は早く取れやすくなってしまいます。
では靴紐のように強く結べばいいのか?実はそんなに単純ではありません。埋没法はまぶたの裏と表をつなぐ糸があることで目を開けた際に二重になる仕組みなのですが、強く結び過ぎると、糸がまぶたの皮膚の中にめり込んでいってしまうカッティングという現象を起こしてしまいます。カッティングが起きると、まぶたの裏と表をつなぐ効果をなくしてしまい、元の目に戻ってしまいやすくなります。また、手術方法によっては糸を強く結びすぎると、目の開きに影響してしまう合併症を起こしてしまう危険性もあります。
つまり、適度なバランスが一番大事です。
手術後、一番腫れるのはいつ?
一般的には手術直後が腫れてないのが上手なのではないかと思われがちですが、上記の通り、そういうわけではありません。
手術直後は麻酔の液体分だけ膨らんでいるため、麻酔が吸収されてなくなった時にちょうど良い結び加減になることがベストとなります。つまりそれを計算した上での結び加減が二重を最も持続させるために大事になります。
手術直後は麻酔分膨らんでいる状態に対してややきつく縛ることになるため、多少腫れるのが通常です。体質にもよりますが、手術直後から腫れなさ過ぎている場合はやや糸の縛りが緩くて二重が取れやすい縛り加減であることが多いです。
(あまりにも腫れてない場合、糸の結び加減が問題ないか確認する方法が、個人的には2つの方法があるのですが、これは秘技なのでまだここでは言えません笑)
原因③手術中の力の入り加減
手術は怖いものであるのはとても気持ちがわかります。僕も手術の経験がある(過去に盲腸の手術を全身麻酔でしています)以上、皆様の気持ちがわかります。ただ、埋没法の手術中は怖くて力が入ってしまうほどどんどん腫れたり内出血が強くなってしまい、ダウンタイムが長引いてしまいます。
力を抜くためのコツは手術中ずっと「目線を下向きにする」ことが1つです。
単純に手術中に下を向くのは難しいため、僕は必ず目線の下の方にある1点を見続けることをオススメしてます。また、手術が怖いのは「痛み」が心配だからだと思います。
実際、二重埋没の手術は痛い?
実際手術の際は、最初の麻酔はチクっと多少痛みはありますが、34Gというかなり細い針(点滴などと比べて1/5以下の太さの針)を使用するため、それだけ痛みが少ないものだと思ってもらうと良いのと、麻酔の後は痛み止めの効果でしっかり痛みは取れているので安心していただくと力が抜きやすいです。また、僕の場合は、元々麻酔科出身であるため、麻酔の知識が豊富です。麻酔が切れそうだなというタイミングを事前に見計らって予防的に麻酔の追加などをしているため、手術中に痛くなるということはまずありません。
実はここもとても大事です。よく手術直後が腫れや内出血のピークだと思われがちですが、実はその認識が間違っていることも大事です。手術直後はまだ炎症のピークではないため、炎症による腫れは徐々に数時間かけながらピークを迎えます。また、翌朝起きた時は、数時間横になっていたこともあり顔が一番むくんだ状態となります。それが重なりがちな手術翌朝が一番腫れていることが多いです。
つまり、これも手術直後が腫れてないという写真自体あまり参考にならないことに注意するのがとても大事です。
まとめ
この記事では、二重整形を埋没法で行う場合にダウンタイムが発生する原因をご紹介しました。
ダウンタイムについて、少しでも不安は解消しましたでしょうか?二重整形を悩んでいる方にとってはとても気になる腫れや内出血の原因について知ることで、より納得して埋没法を選ぶことができると良いですね。
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